ナンノクロロプシスとは -EPAを生産する藻類-
「ナンノクロロプシス」と一般的にいわれる藻類は、真正眼点藻綱のナンノクロロプシス属(Nannochloropsis)に所属する一群です。ナンノクロロプシスはω3不飽和脂肪酸のEPAを細胞内に蓄積することで注目を集めていま […]
小学生の頃、友達と遊んでる際に窒息で死にかける。その時に酸素を供給してる光合成の偉大さに気づく。奈良先端科学技術大学院大学にて光合成に関する研究で博士号を取得後、光合成を軸に自分探しの旅へ。農業体験、ワイナリー立ち上げ、ログハウスづくり、自給自足のヒッピー生活、宮大工見習い、、など色々経験した結果、旅する前より興味が拡散した。その後、社会の流れに身を委ねていたところ、藻の仕事にたどり着く。光合成が藻から始まったことを考えると、この出会いは天啓だと思っている。今世で徳を積み、来世は労働せずに光合成だけで生きてみたい。
「ナンノクロロプシス」と一般的にいわれる藻類は、真正眼点藻綱のナンノクロロプシス属(Nannochloropsis)に所属する一群です。ナンノクロロプシスはω3不飽和脂肪酸のEPAを細胞内に蓄積することで注目を集めていま […]
藻類からのプラスチックに関連する取り組みを引き続き紹介したい。前回はケイ藻を利用した取り組みだったが、今回はシアノバクテリアを利用した取り組みである(かなり研究寄りの専門的な報告になってしまうがご勘弁を)。 前回の記事は […]
近年、海洋投棄問題に端を発して環境課題として注目されやすいプラスチック。藻類からのプラスチックに関連する取り組みを今回から2回に渡り紹介したい。 今回はルイジアナ州立大学で発明された藻類からの生分解性マルディグラビーズ( […]
2018年11月にLumen Bioscience社(ワシントン州シアトル)のスピルリナの遺伝子組み換え技術の特許が成立したことが発表された。 US Patent & Trademark Office Grant […]
これまで米国、日本、EUの微細藻類研究予算の動きに関してご紹介してきた。 今回はそれらの総まとめとして、日米欧の藻類研究戦略の比較と日本の藻類戦略の方向性について考察してみたい。 日米欧の戦略比較 日米欧の予算分布から見 […]
米国、日本、EUの微細藻類研究に関して、国の予算動向面からまとめてきた。微細藻類研究に本格的な予算が投下され始めた2009年から2017年までに各国の微細藻類研究に投下された予算総額について以下の図に示す。米国が約370 […]
これまで三回にわたり、欧州における藻類研究についてご紹介してきた。 今回は前回に引き続き、1億円以上の予算がついている37プロジェクトのうち、残りの18 プロジェクトについて紹介する。 EUにおける燃料以外の微細藻類研究 […]
『宇宙兄弟』という漫画をご存知だろうか。宇宙を目指す兄弟の物語なのだが、綿密な取材を元に構成されているストーリーはもとより、ちょい役の登場人物一人一人にさえ人生を感じる丁寧な作り込みに圧倒される名作である。まだ読まれたこ […]
これまで二回にわたり、欧州における藻類研究についての動向、藻類燃料研究の変遷についてご紹介してきた。 前回の記事でご紹介した通り、EUは燃料研究に傾斜していた時期から、燃料用途以外も見据えた総合的な微細藻類研究にシフトし […]
年末にホットなニュースが飛び込んできた。米国の次の農業法の中に『藻類』が正式に組み込まれることとなったのだ。この新しい農業法は12月11日に上院、12日に下院でそれぞれ可決され、20日にトランプ大統領の承認と署名を経て成 […]
先日、Forbesで『藻類タンパク質が植物タンパク質マーケットを破壊するかも』という刺激的なタイトルの記事が出ていた。 Algae Might Be About To Disrupt The Plant-Based Pr […]
先日、米国で藻類に特化したカリキュラムが作成されたコミュニティーカレッジで、初めての卒業者が誕生した、とのニュースを見かけた。アメリカのエネルギー省DOE(United States Department of Ener […]